一途と狂気の狭間 花より男子〜道明寺司
- 作者: 神尾葉子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/12/26
- メディア: Kindle版
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国民的大ヒット少女マンガ、花より男子。
ドラマ化され、そちらも大ヒットしたので知らない人間の方が少ないだろう。
10年以上前に全巻読み終えていたが、道明寺司と言えば作品初期のクズっぷりが印象に強すぎて、その後の一途っぷりを忘れていたようである。
つくしに惚れてから道明寺は徐々に変わろうと努力するが、肝心なつくしが類と道明寺の間でふらふらしているので、道明寺が傷付き、時に想いを爆発させる。もともと暴力的な道明寺は苛立つと周りの人間に八つ当たり暴力をふるい、それを見たつくしが道明寺を拒絶して…
この一連の流れが何回もループしている。
道明寺の暴力的な面は擁護できないしクズだと思うが、何回もつくしに告白をしては流され本気にされず、他の男子といちゃつく様を見せられる所は可哀想だしやりきれない気持ちになる。